11月10日(水) 3日目 英語研修開始 引率教師の日課は、朝の健康チェック。風邪を引いていないか、発熱している者はいないか等々、体調について確認をします。本日のチェックでは、少々、胃腸の調子が落ちている人がいるような感じでした。いろいろと体調を崩す人が毎年いるのですが、特効薬がない病気が'homesick'というやつです。これにかかったら、どうしようもありません。放っておくしか手はないです。自分の英語力の限界を感じたりして、ホームステイ初日が'homesick'に一番かかりやすいのですが、今朝、早速、涙ぐんでいる人が何人かいました。「でもね、どうしようもないんです。ごめんね。」とばかりに、容赦なく授業が始まりました。
授業の方は、自己紹介など、お決まりのパターンでスタートしたのですが、ここオーストラリアのお決まりのパターンは、先住民アボリジニについての学習が授業に取り入れられていることです。 写真にもあるように、アボリジニのペインティングについて、学習していました。みんな楽しそうに学習していました。
お断り
昨年度もご紹介しましたが、オーストラリアには「子どもをあらゆる犯罪から守るため、保護者の許可がない限り、子どもの写真を勝手に撮ってはいけない」という趣旨の法律があり、厳守されています。今日も我がクラスの生徒諸君の写真を撮ろうとしたのですが、向こうから歩いてきた子どもが写真に写りそうになったので、撮影をストップさせられました。この法律があるため、我がクラスの生徒諸君とB.A.C(Brisbane Adventist College)の生徒諸君を同時にカメラに納めるという機会がありません。高学年になってくれば、本人の承諾だけで撮影できるのですが、「写真撮っていいですか」と声をかけねばならず、自然な雰囲気の写真が撮れないのが実情です。(安井)